青山耕士プロフィール

1952年・宮崎県出身。2020年非常事態宣言をきっかけに小説家デビュー。父青山春樹の遺言であった「満洲鉄道最後の様子を小説にしたい。お前も力を貸してくれ!」この思いを叶えてあげたいと一念発起して小説に挑戦したのが処女作「最後の伝令」。天璋院篤姫の実家今和泉島津家の江戸時代最後の当主栗川孫六を先祖にもつ。 


FM放送で流された内容をYouTubeにアップしていただきました


 【青山耕士の三部作】

「最後の伝令・第1弾」

 

 〝終戦直後の満洲鉄道の様子〟を描いた小説。

決死隊が編成され、「日本は敗戦した。引き揚げ船に乗って帰国を急げ!」の下命を受けて、

満鉄本線944キロをトロッコで走破し、

命をかけて下命を遂行した2人の駅員(先輩と父親)の

〝勇気・絆・人の愛〟をテーマに描いた作品

 

(表紙デザイン監修)

 《国民共有の文化的資産として永久保存》

 【電子書籍出版】

 

 

【電子本・出版本Amazonから】

 


「遥かなる洋上の月・続編Ⅰ」

 

この作品は〝終戦後満州国から引き揚げ途中の様子〟を描いた父親青山春樹の小説「回國花」のオリジナルリメイク版【最後の伝令】の続編です。〝決死隊〟の任務を成し終えた後の、父親の姿が描かれています。引き揚げ途中の、辛く悲しい状況下にあっても主人公の怯む事なく、前向きに生きようとする〝開拓精神〟をテーマにロマンチックなタッチで描きあげた、事実に基づくノンフィクション小説です。

(表紙デザイン監修)

《国民共有の文化的資産として永久保存》

 

【電子本・出版本Amazonから】


「荒海のジョー・続編Ⅱ」

 

 〝日本に引き揚げたあと〟の様子を描いた小説。

この作品には、実在した元キックボクシングの世界チャンピオン「富山勝治」氏と、

現役の悪役俳優「浅田育輝」氏を起用して描いた作品。

この世代を超えた登場人物を「浅田源次郎」という架空の人物を絡ませて繋いだ、

〝家族愛」をテーマに描いた作品

(表紙デザイン監修)

《国民共有の文化的資産として永久保存》

【電子本・出版本Amazonから】

 


『最後の伝令』(青山耕士 著)

を読み終えたところです

https://a.co/iV6ZsKy


 南満州鉄道「特急あじあ」は本線944キロ(大連駅→ハルピン駅間)を走行。

最高速度130キロ。平均83キロ。所要時間12時間半。

冷暖房を完備した世界最速列車だった。


青山〜どっちが先にせよ あかね色に染まる桜島を見るまでは必ず生きて帰ろう!

もしも俺が先に死んだら、お前の得意な油絵で「赤桜島」を描いてくれないか?

俺とお前の生きた証に。(小説から抜粋)

この小説は敗戦直後の満州に於いて満州鉄道の威信をかけて、

二人の鉄道員が決死隊として特命を遂行すべく本線944キロ(大連駅→ハルピン駅間)を

トロッコで走破し、命をかけて敗戦の事実と内地帰還の口頭伝達をした、

事実に基づくノンフィクション作品です。


 小説「最後の伝令」は国立国会図書館に文化的資産として永遠保存されました。

 

  この小説は「勇気、絆、人の愛」をテーマに事実を基に書き上げた、ノンフィクションストーリーです。

 

  東京芸大に合格していた父だったが、祖父の反対があって、満州鉄道に入社。10年余の満鉄生活は敗戦をもって終焉を迎える事になった。

 

  満鉄最後の務めとして、敗戦の事実を伝える為の「決死隊」が特別編成された。満鉄の本線944キロをトロッコで走破し、各駅に、敗戦の事実と、迎えの船に乗って「帰国を急げ!」との口頭連絡が主な任務だった。

 

  予期しない事がきっかけで、選抜メンバーになってしまった父と、もう一人の相方が、約一カ月に渡り繰り広げるヒューマンストーリー。いつ命を奪われてもおかしくない状況下での二人の生き様。危険を承知で敢然と前に進む二人の「勇気」!

 

  雨、風、嵐、人的災い。そういった中にあって、挫ける事なくお互いをかばい、励ましあう中で生まれた深い「絆」!

 

  鉄道事故という人的災害の責任をとって、満州の大地に自らの命を捧げる相方の突然の死。その根底にある「人への愛」!

 

  現在コロナ禍にあって、ともすれば失われがちな「勇気、絆、人の愛」という観点に立ち戻り、この小説がこの未曾有の危機に際し、明日への扉を開けるエネルギーに繋がれば〜

 

  命を掛けて特命を成し遂げた「二人の勇気」が、世代を超えて活きる事になるでしょう。


P8〜登場人物・青山耕士の母方の四代前の「栗川孫六」は天璋院篤姫の実家である

今和泉島津家の国家老から家督を譲られ当主となり、幕末期の薩摩藩を支えた。


P31〜に登場する幻の格闘家役の富山勝治さん・キックボクシング東洋ウエルター級チャンピオン


P52〜「写し絵に 写しおきても 魂は かえらぬ道や 夢の浮橋」

P63〜駅長は立ち上がって巻きを解いた。「風林火山」の書だ。それは井上駅長直筆の見事な書だった。

「イメージソング・永遠の桜」KANA

P71〜吉岡が死んだ‼︎」知らせを受けたが、春樹は行かなかった。

あれから二日後の事だった。全身を震わせて泣いた。

戦友を失った。春樹はそう思った。

小説「最後の伝令」を読み終えてから是非聴いて欲しい名曲です。


東京都八王子市石川町2956−22

予約受付午前9時から17時まで

042-645-9141